やっと念願のおっこ食堂重ね煮教室に行ってきました。 『重ね煮』の出会いは10年ほど前に友人から船越康弘さん著書『わらのごはん』という重ね煮の本を紹介してもらったことがきっかけでした。 本を見ながら見様見真似で重ね煮をしてみたところ、驚きと衝撃がはしりました。 本を見て自分なりの勝手な解釈の中でした重ね煮でも、びっくりするくらい美味しく、 こんな素材だけでも十分に旨味が出てくるものなのだ‥と、野菜の持つ力や宇宙の力に感動したのを覚えています。 それからなんとなく陰陽を意識したり、 家で作るご飯で重ね煮出来そうなものはしてみたり‥ぐらいだったのですが、 この1、2年はとくに忙しさにかまけて食に対する意識が薄れて行きかけてたこともありました。 (そんなことも含めお店をすることも考え直した部分があります) 成長期のこどもたちの為にも、まだまだこれからもっと食という事の大切さをしっかり見つめてやって行かないとなぁ‥。 子育てもそうだけど、自分たちもまだまだ元気で頑張らないといけないし、 歳を取った時に健康な身体でいたいと思います。 おっこ食堂さんがオープンし、初めてランチを頂き、改めて重ね煮の美味しさを実感! でもなかなか日々に追われ行く機会もなく‥でしたが、 今この貴重な時間を与えてもらっている時に行こう!と思いました。 10時半からでしたが、かよこさんと参加者の皆さんとのお喋りも盛り上がり、気付けばあっという間に17時。 充実し過ぎた一日でした。 “食”というものは一言や二言では言いきれない、限りなく広がっていくもので、 あくまでも料理法だけの問題ではなく、作る人の心の持ち方、素材を育てた方、季節や環境、様々な要素が組合わさって成り立つものなのだと思います。 毎日同じものを作ったとしても、毎日違って当然で、終わりがなくこれで完璧!もない。 人も世の中の生き物も“食べる”という行為で生命が成り立つ。 そうした循環や仕組みを造られた偉大なる力がある。 そんなことを実感するのです。 日々完璧になんて全然行きませんし、ガチガチになるのも違う。 でも、お料理する時はゆったりとした気持ちでしよう。 改めてそう思えた重ね煮教室でした。 おっこさんの重ね煮教室は、料理法を習うのは勿論ですが、食や料理する事に向き合う姿勢や気持ちをすごく学べます。 おっこさんが野菜一つ一つを大切に感謝の念を送りながら包丁を入れる様子から来て良かった〜と思う私でした。 ちなみに今回のメニューは・・・ コロコロさいの目に切ったお野菜を重ね煮し、色々アレンジ☆ ✿さつまいものコロッケ ✿豆乳スープ ✿サラダ ✿白和え ✿黒ゴマと甘酒のジェラ―ト 詳しくはコチラへ★
by ohisamatotane
| 2011-09-12 09:57
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